ヒカリノミカタ

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有機ELの光で縄文の女神を見る@東京国立博物館
4月16日(土)開催決定! 〈お申込み受付中〉

『ヒカリノミカタ』は「光の見方」
私達のまわりにある光環境から光の機能、意味、美しさを読み解き、ちょっと深い光の見方、楽しみ方をお伝えするセミナーです。


 -ライティングイベントで美しい光の景色に心がときめき、感動したとき
 -訪れたお店で、インテリアと調和し程よく光が制御された空間で寛いだ時間を過ごすとき

光の魅力に気づいたという方は多いでしょう。
最近はこのようなきっかけから照明に興味を持たれる方が増えてきています。

そこで、「照明が好き」あるいは「照明に関心がある」という方々に、もっと光の魅力や面白さをお伝えしたいと考え企画したのがこの『ヒカリノミカタ』です。

 -美しい光環境には理由があります
 -心地良い照明環境には根拠があります

セミナーでは様々な事例、例えば
 ・身近にある光を応用したシステム
 ・光が身体や心理に及ぼす影響
 ・光の本質を捉えてデザインされた照明空間
といった事柄をご紹介しながら、光の機能、意味そして美しさを読み解いてゆきます。
こうして皆様の興味がさらに広く、深くなってもっと光が好きになっていただきたい、
そしてゆくゆくは『光の目利き』になっていただけたら・・・
そんな想いを込めてつくった講座です。

『ヒカリノミカタ』は、照明が好きという方や光を楽しみながら生活したいという方のための照明セミナーです。
専門知識は必要ありません。
難しい用語も出て来ません。
美しく心地よい照明環境の秘密を楽しく探りながら、ためになることがあるかもしれない照明セミナーです。
どうぞお気軽にご参加くださいね。



【またまた緊急企画】
有機ELの光で縄文の女神を見る@東京国立博物館


「縄文の女神」は、山形県舟形町西ノ前遺跡で1992年に発掘された土偶です。
高さは45センチメートルあり形が整った完形土偶としては日本最大で、縄文時代中期(前3000~前2000年)のものだということです。
平成24年(2012)年9月6日付で国宝に指定されました。

現在、東京国立博物館で特別公開されているのですが、何でも、国宝に指定された後、山形県外で展示されるのは初めてなのだそうです。
これは貴重な機会ですね。

【リンク】特別公開「国宝土偶 縄文の女神」

そしてもう一つ。
「縄文の女神」が収められている展示ケースの光源(ランプ)は、有機ELだというのです。

次世代光源として注目されている、有機EL。
予てより、その柔らかくきめの細かい光のテクスチャ(質感)が、美術品や工芸品などのデリケートな風合いを的確にかつ美しく見せるのに適していると思って見てきました。
その有機ELの光が土偶の表面の質感をどのように表現するのか、とても興味があります。

「縄文の女神」が出土した山形県は、有機ELの謂わば『産地』。
同郷のコラボレーションは如何なものでしょう。


今回の企画では、この「縄文の女神」の特別展示をメインに、東京国立博物館の常設展を鑑賞してまいります。

常設展と一口で言っても、展示されている品目は、土器、仏像、陶磁器、漆器、刀剣、巻物、掛け軸など多岐にわたります。
この博物館は、展示品それぞれの特徴を引き出し、魅力的に見せる完璧なライティングを見ることが出来ます。
とても勉強になるので、私も折に触れ、度々訪れるところなのですよ。


縄文の女神と有機ELのコラボレーション、
そして、展示品と照明の様々なバリエーションをご一緒に鑑賞してまいりたいと考えております。
お知り合い、お友達もお誘い合わせのうえ、ふるってご参加くださいませ。


◎館内は写真撮影が可能です。
記録を残したい方は、是非、カメラをお持ち下さい。
ただし、フラッシュは不可。
また、展示品によっては撮影不可のものもありますので、館内表示にしたがってください。


■レクチャー内容
・有機ELってどんな光源なの?
・形状、素材が異なる様々な展示物に対してどのような照明をしているのか

■日時:2016年4月16日(土)15:00~18:00
*アフタートーク(懇親会)を予定しております。お時間がありましたら是非ご参加ください。展覧会の感想や光のお話をいたしましょう。(費用は別途実費)

■場所:東京国立博物館

■定員:10名程度

■参加料:2,500円(税込)
*参加料には、観覧料 620円が含まれます。
*当日お支払いください。

■お申込み方法:
(1) こちらのサイトよりお申し込みください。

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(2) 申し込み内容確認の自動返信メールが送られます。
(3) その後、集合場所など詳細をご案内するメールをお送りいたします。

■キャンセルポリシー
キャンセルのご連絡はメールにて承っております。
LinkIconキャンセルメールはこちらから


■講師:立川敦子(照明コンサルタント)
at light laboratory 代表
総合照明講座 光の教室 主宰
工学院大学電気工学科卒業後1987年ドイツのランプメーカーOSRAM社へ入社。
1989年三菱電機との合弁会社創設に伴い同社へ出向。
その間、親会社であるOSRAM社の「光の本質に基づき光で構築する空間照明デザイン」の理念と手法を学び、日本で照明プランやコンサルティングを実践。
今までにおよそ1000回、延べ5000名近くの照明をはじめ建築やインテリアの専門家から消費者まで幅広い対象に「光の基礎」や「光の活用手法」などのレクチャー、講演会などを行う。
2002年 at light laboratory(エーティー ライト ラボラトリー)を設立。
現在、照明プランニングやコンサルティング、レクチャー(個人および企業向け)を中心に活動中。 
社団法人 照明学会 正会員
社団法人 電気設備学会 正会員